【感想】面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
2009年(つまり10年前!)の本なので所々古い部分もありましたが、結局のところ人の考え方なんてそんなに変わるものでもないのでなかなか面白かったです。
この手の本は1ページの情報量が多すぎず、空き時間でサクッっと読めるのがいいですね。
基本的な考え方としては「後回しにするともっとめんどくさいから早いところ終わらせておこう」ということ。
その中でも特に感銘を受けたのをいくつか抜粋。
「目標」をつくる
将来、自分が何を仕事にしたいのか、どの道に進みたいのか、考えるときが何度かあります。
その時に向かうべき場所を見失わなければブレることなく進むことができ、ずいぶん楽ができます。
自分はこの業界に入る!という部分はブレずに進むことができたものの、その先は割と流されて今の仕事をしているので身につまされる思いです。
流されてやっているものの、その中でやりたいことは見つけれたのでそこへ向けての「目標」を作るようにしたいと思いました。変えられないものに執着しない
事象や他人等の簡単に変えられないものに執着するのではなく、思考を切り替えて、今を無駄にしないようにしようという話。
電車が遅れた時に駅員さんに詰め寄るよりは、その時間を読書にあてた方が有意義。見返りを期待しない
ギブアンドテイクではなく、「コントリビューション(貢献する)」
アドラー心理学なんかでも他人に見返りを求めるのはよくないといわれていたので、意識はしていたものの、「貢献する」という所までは至っていなかった。
今一度、見返りを求めず、上から与えるのではなく、同じ目線で貢献するという部分を意識して行っていきたいですね。「朝5分」に一番力をそそぐ
朝、会社についてまず今日1日何をするのかを考える時間をもつということですね。
今までは朝にかんばんのタスクを今日やるリストに入れて作業を行っていたのですが、質が低かったのとサボりがちになってたので気持ちを入れ替えようと思いました。
(具体的には朝の予定と経過と結果をwikiに残そう)議論しない
"議論好きの人は自分の正当性を主張するばかりなので、素直さがなくなり、柔軟性に欠けた人間になってしまいます"
特にこの一文が響きました。気をつけます。
議論が好きというわけではないのですがね・・・。
特に気に入ったものだけを抜粋しましたが、この他にもいいものはありました。
普段意識しててもついつい忘れてしまうこともあるのでこの本1冊あればたまに読み返せていいと思います(値段も安いし)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/01/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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